天北線


データ

【廃止区間】
音威子府駅 - 浜頓別駅 - 南稚内駅間 148.9 km

【略歴】
1914年11月 7日 宗谷線延伸として、音威子府 - 小頓別間 が開業。
1916年10月 1日 小頓別 - 中頓別間 が延伸開業。
1918年 8月25日 中頓別 - 浜頓別間 が延伸開業。
1919年10月20日 宗谷線が宗谷本線に改称。
1919年11月 1日 浜頓別 - 浅茅野間 が延伸開業。
1920年11月 1日 浅茅野 - 鬼志別間 が延伸開業。
1921年10月 5日 宗谷本線が宗谷線に再改称。
1922年11月 1日 鬼志別 - 稚内(現:南稚内)間 が延伸開業。
1922年11月 4日 宗谷線が宗谷本線に再改称。
1930年 4月 1日 天塩線(現在の宗谷本線ルート)が宗谷本線に編入される。
        音威子府 - 浜頓別 - 稚内間 は北見線として宗谷本線から分離。
1961年 4月 1日 北見線が天北線に改称。
1984年 2月 1日 貨物営業を廃止。
1985年 8月 2日 第2次特定地方交通線として廃止承認。
1987年 4月 1日 国鉄分割民営化に伴い、JR北海道に承継。
1989年 5月 1日 全線廃止。

【区間毎の開業/廃止一覧】
開業区間(カッコ内は開業時の駅名) 開業時の事業者 開業日 廃止日 備考
音威子府小頓別鉄道院1914年11月 7日1989年 5月 1日
小頓別中頓別鉄道院1916年10月 1日1989年 5月 1日
中頓別浜頓別鉄道院1918年 8月25日1989年 5月 1日
浜頓別浅茅野鉄道院1919年11月 1日1989年 5月 1日
浅茅野鬼志別鉄道省1920年11月 1日1989年 5月 1日
鬼志別南稚内(初代の稚内)鉄道省1922年11月 1日1989年 5月 1日

路線


【駅一覧】
駅名 駅名等の変遷 駅舎等の現状 備考
音威子府 (営業中)
上音威子府開業時は一般駅、後に臨時駅
天北栄仮乗降場1965年10月 廃駅
小頓別
上頓別
恵野開業時は仮乗降場
敏音知 道の駅ピンネシリとして整備されている
周磨開業時は仮乗降場
松音知
上駒開業時は仮乗降場
中頓別 天北線メモリアルパークとして整備されている
寿開業時は仮乗降場
新弥生開業時は仮乗降場
下頓別
常盤開業時は仮乗降場
浜頓別 浜頓別バスターミナルとして整備されている
北頓別仮乗降場 1967年10月1日 廃駅
山軽
安別開業時は仮乗降場
飛行場前開業時は仮乗降場
浅茅野
猿払
芦野
鬼志別 跡地に鬼志別バスターミナルが建っている
小石
曲淵 曲渕ふれあい公園として整備されている
沼川
樺岡
恵北開業時の駅名は幕別
東声問臨時駅 稚内空港新滑走路完成に合わせて1日だけ営業
声問
宇遠内開業時は仮乗降場
南稚内 (営業中)

【路線概図】
 

現状等

鉄道代替として宗谷バスが運行されたが、利用客の減少に伴い一部路線の廃止が持ち上がっている。
また、廃止路線と異なる経路に変更された区間がある。
長大な路線だったため、廃線跡はかなり残っており、浜頓別駅跡から猿払駅跡までの区間はサイクリングロード等へ転換された。
一部の駅跡地は、バスターミナル(小頓別、浜頓別 等)や道の駅(敏音知)として利用されている。




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出典:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)

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