千歳線


データ

【営業区間】
沼ノ端駅 - 白石駅 56.6 km
南千歳駅 - 新千歳空港駅 2.6 km (空港線)

【廃止区間】
北広島駅 - 苗穂駅 21.9 km (新線開業に伴うルート変更により廃止)

【略歴】
1926年 8月21日 北海道鉄道(2代)札幌線として、沼ノ端駅 - 苗穂駅間 が開業。
1931年 7月25日 定山渓鉄道の片乗り入れ用として、苗穂駅 - 東札幌駅間が直流電化される。
1943年 8月 1日 北海道鉄道(2代)が鉄道省に買収され、国有化される。
1957年10月 1日 定山渓鉄道の電車による苗穂駅乗り入れ廃止に伴い、苗穂駅 - 東札幌駅間の電化設備を撤去。
        (定山渓鉄道の乗り入れは気動車に変更)
1965年 9月22日 千歳駅 - 恵庭駅間が複線化。
1966年 9月 7日 恵庭駅 - 北広島駅間を複線化。
1968年 8月23日 植苗駅 - 美々駅間を複線化。
1968年11月25日 美々駅 - 千歳駅間を複線化。
1969年 9月25日 沼ノ端駅 - 植苗駅間を複線化。
1973年 9月 9日 北広島駅 - 白石駅 - 苗穂駅間 の新線が開業。
1973年 9月10日 旧線のうち、北広島駅 - 月寒駅間 および 東札幌駅 - 苗穂駅間 が廃止される。
        月寒駅 - 東札幌駅間 は白石駅での接続に変更され、函館本線(貨物線)に編入される。
1976年10月 1日 月寒駅 - 東札幌駅間が廃止。
1980年10月 1日 全線が電化(交流20,000 V・50 Hz)。
1986年11月 1日 函館本線に編入された白石駅 - 東札幌駅間 が廃止される。
1987年 4月 1日 国鉄分割民営化に伴い、JR北海道に承継。
1992年 7月 1日 南千歳駅 - 新千歳空港駅間 の支線(空港線)が開業。

【区間毎の開業一覧】
開業区間(カッコ内は開業時の駅名) 開業時の事業者 開業日 備考
沼ノ端苗穂北海道鉄道(2代)1926年 8月21日
北広島苗穂日本国有鉄道1973年 9月 9日新線開業に伴うルート変更、旧線の一部は函館本線に編入
南千歳新千歳空港JR北海道1992年 7月 1日空港線


路線

【駅一覧】
  駅名 駅名等の変遷 備考



札幌 札幌 - 白石間は函館本線。
方向別複々線の内側を千歳線が走行する。
千歳線の全列車は、札幌駅まで乗り入れる。
苗穂
白石


平和開業時は臨時乗降場複々線区間だが函館本線にはホームがない
(貨)札幌貨物ターミナル開業時は新札幌駅
上野幌
(信)西の里信号場
北広島
島松
恵み野
恵庭
サッポロビール庭園
長都
千歳
南千歳開業時は千歳空港駅
美々 廃止が検討されている
植苗
沼ノ端

支線
  駅名 駅名等の変遷 備考


南千歳
新千歳空港

廃止区間(旧線)
駅名 駅名等の変遷 現状 備考
苗穂 (営業中)
東札幌 大型商業施設イーアス札幌になっている
月寒 記念碑が残る
大谷地 白石東ぼうけん公園となっている
上野幌(初代)
西の里信号場(初代)
北広島 (営業中)

【路線概図】
 

現状等


【大谷地駅】(旧線・廃止区間)
 白石東ぼうけん公園内の説明プレート。
 [2016年11月]

 白石東ぼうけん公園内の説明プレート。
 [2016年11月]


【大谷地駅-上野幌駅】(旧線・廃止区間)
 サイクリングロードの虹の橋。
 鉄道時代の橋ではない。
 廃線跡は、完全にサイクリングロードとして整備され
 鉄道の遺構はほとんど無い。
 [2016年11月]

 大谷地神社付近のサイクリングロード。
 [2016年11月]


【西の里信号場-北広島駅】
 DF200牽引のコンテナ列車。
 [2015年9月]

 急行はななす。
 廃止前、明るい時間帯に撮影可能な最後の時期に撮影。
 [2015年9月]





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出典:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
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