青函航路


データ

【廃止区間】
青森駅 - 函館駅 113.0km (61海里)

【略歴】
1908年 3月 7日 帝国鉄道庁(国鉄)が青森-函館間定期航路を開設。
1915年 6月16日 函館桟橋の連絡船接岸場所付近に「函館桟橋仮乗降場」を設置。
1924年10月 4日 函館桟橋駅 - 函館駅間が開業。
1944年 2月 1日 函館桟橋駅の出札および発送手小荷物を函館駅に統合。
1946年 7月 1日 LST(戦車揚陸艦)改装の貨車渡船にて、函館 - 小湊間の貨車航送開始。
1949年 7月15日 小湊桟橋業務停止。
1953年 4月 5日 函館桟橋駅の出札再開。
1954年 9月26日 洞爺丸事故。台風15号(洞爺丸台風)に伴う強風波浪により、洞爺丸を含め5隻が沈没。
1955年 7月 5日 函館船舶管理部と青函鉄道管理局を統合し、青函船舶鉄道管理局が発足。
1967年 6月 1日 乗用車航送開始。
1968年12月 1日 函館桟橋駅が廃止され、出札を函館駅に統合。
1987年 4月 1日 国鉄分割民営化に伴い、JR北海道に承継。船籍港を東京から函館に変更。
1988年 3月13日 青函トンネル開業に伴い、運航を終了。
1988年 6月 3日 暫定(復活)運航を開始。
1988年 9月18日 暫定運航を終了。
1988年 9月19日 正式に廃止。

現状等

青森駅に八甲田丸が係留され、「メモリアルシップ八甲田丸」として見学可能。
函館駅に摩周丸が係留され、「函館市青函連絡船記念館摩周丸」として見学可能。

行ってみました

青森駅・函館駅 共に、連絡船の待合室や桟橋はほぼ撤去されている。
係留されているかつての連絡船が往時をしのばせている。

函館山から望む函館駅



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出典:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
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