幌内線


データ

【廃止区間】
岩見沢駅 - 幾春別駅 18.1km
三笠駅 - 幌内駅 2.7km (貨物支線)

【略歴】
1882年11月13日 官営幌内鉄道が、札幌駅 - 幌内太駅(後の三笠駅) - 幌内駅 を開業。
1888年12月10日 幌内太駅 - 郁春別駅(後の幾春別駅)間を延伸開業。
1889年12月11日 官営幌内鉄道が北海道炭礦鉄道に営業譲渡。
1906年10月 1日 岩見沢駅 - 幌内駅間、幌内太駅 - 幾春別駅間、国有化。
1909年10月12日 国有鉄道線路名称制定により幌内線となる。
1972年11月 1日 三笠駅 - 幌内駅間の旅客営業を廃止。
1981年 5月25日 三笠駅 - 幾春別駅間の貨物営業を廃止。
1984年 6月22日 第2次特定地方交通線として廃止承認。
1987年 4月 1日 国鉄分割民営化に伴い、JR北海道が承継。
1987年 6月19日 貨物列車の運行終了。
1987年 7月13日 全線廃止。

【区間毎の開業/廃止一覧】
開業区間(カッコ内は開業時の駅名) 開業時の事業者 開業日 廃止日 備考
岩見沢三笠(幌内太)官営幌内鉄道1882年11月13日1987年 7月13日
三笠(幌内太)幾春別(郁春別)官営幌内鉄道1888年12月10日1987年 7月13日

支線
開業区間(カッコ内は開業時の駅名) 開業時の事業者 開業日 廃止日 備考
三笠(幌内太)幌内官営幌内鉄道1882年11月13日1987年 7月13日

路線


【駅一覧】
駅名 駅名等の変遷 駅舎等の現状 備考
岩見沢 (営業中)
栄町開業時は仮乗降場
萱野
三笠開業時の駅名は幌内太クロフォード公園として整備
唐松
弥生開業時は仮乗降場
幾春別開業時の駅名は郁春別

支線
駅名 駅名等の変遷 駅舎等の現状 備考
三笠
幌内住吉開業時は仮乗降場
幌内 三笠鉄道記念館として整備

【路線概図】
 

現状等


幌内線廃止時は、既存バス路線の拡充で代替された。
廃線跡のうち、貨物支線は三笠トロッコ鉄道として活用されている。
幌内駅跡は、三笠鉄道記念館として整備され、休日には沢山の親子連れで賑わう。
三笠駅跡は、クロフォード公園として整備されており、保存車両が並んでいる。

行ってみました

休日の三笠鉄道記念館は大賑わい。
貨物支線跡を活用した三笠トロッコ鉄道に乗れば、廃線跡に「乗車」可能。
その他の廃線跡も、かなり残っている。

 貨物支線(三笠トロッコ鉄道)

 幌内住吉駅跡



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出典:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
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