気まぐれ「鉄」の廃線跡巡り&時々撮り鉄&たまに乗り鉄
たあぼ電鉄
富内線
データ
【廃止区間】
鵡川駅 - 日高町駅 82.5km
(1943年廃止 沼ノ端駅 - 豊城駅 24.1km)
【未成区間】
日高町駅 - 占冠駅 (狩勝線)
占冠駅 - 金山駅 (紅葉山線)
【略歴】
1922年 7月24日 北海道鉱業鉄道が沼ノ端駅 - 生鼈駅(後の旭岡駅)間を金山線として開業。
1923年 6月12日 生鼈駅 - 似湾駅(後の栄駅)間を延伸開業。
1923年11月11日 似湾駅 - 邊富内駅(後の富内駅)間を延伸開業。
1924年 3月 3日 北海道鉱業鉄道が北海道鉄道に社名を変更。
1943年 8月 1日 北海道鉄道を買収し国有化、富内線とする。
1943年11月 1日 鵡川駅 - 豊城駅間 を開業。沼ノ端駅 - 豊城駅間 を休止(事実上の廃止)。
1958年11月15日 富内駅 - 振内駅間 を延伸開業。
1964年11月 5日 振内駅 - 日高町駅間 を延伸開業し、全通。
1982年11月15日 全線の貨物営業を廃止。
1984年 6月22日 第2次特定地方交通線として廃止承認。
1986年11月 1日 全線廃止。
【区間毎の開業/廃止一覧】
開業区間(カッコ内は開業時の駅名) | 開業時の事業者 | 開業日 | 廃止日 | 備考 |
沼ノ端 | 豊城(上鵡川) | 北海道鉱業鉄道 | 1922年 7月24日 | 1943年11月 1日 | 休止だが事実上の廃止 |
鵡川 | 豊城(上鵡川) | 鉄道省 | 1943年11月 1日 | 1986年11月 1日 | |
豊城(上鵡川) | 旭岡(生鼈) | 北海道鉱業鉄道 | 1922年 7月24日 | 1986年11月 1日 | |
旭岡(生鼈) | 栄(似湾) | 北海道鉱業鉄道 | 1923年 6月12日 | 1986年11月 1日 | |
栄(似湾) | 富内(邊富内) | 北海道鉱業鉄道 | 1923年11月11日 | 1986年11月 1日 | |
富内 | 振内 | 日本国有鉄道 | 1958年11月15日 | 1986年11月 1日 | |
振内 | 日高町 | 日本国有鉄道 | 1964年11月 5日 | 1986年11月 1日 | |
路線
【駅一覧】
駅名 | 駅名等の変遷 | 駅舎等の現状 | 備考 |
鵡川 | | (営業中) | |
豊城 | 開業時の駅名:上鵡川 | | |
春日 | 開業時の駅名:萠別停留場 | | |
芭呂沢 | | | 1943年8月1日(国有化時)に廃駅 |
旭岡 | 開業時の駅名:生鼈 | | |
栄 | 開業時の駅名:似湾 | | |
豊田 | 開業時の駅名:杵臼 | | |
穂別 | | | |
(貨)深牛 | 貨物駅 | | 1943年8月1日(国有化時)に廃駅 |
富内 | 開業時の駅名:辺富内 | 富内銀河ステーションとして整備 | |
幌毛志 | | | |
振内 | | 振内鉄道記念館として整備 | |
仁世宇 | | | |
岩知志 | | | |
日高岩内 | | | |
日高三岡 | | | |
日高町 | | | |
1943年廃止区間
駅名 | 駅名等の変遷 | 駅舎等の現状 | 備考 |
沼ノ端 | | (営業中) | |
北松田 | 開業時の駅名:上勇払 | | |
静川 | 開業時の駅名:ニナルカ停留場 | | |
上厚真 | | | |
入鹿別 | | | |
豊城 | | | |
【路線概図】
現状等
代替バスとして道南バスが運行されているが、一部区間が分断されている。
富内駅は駅舎が保存されている。他の駅は、駅跡に記念碑が置かれている程度。
行ってみました
営業中の富内線です。
日高町駅外観(1985年頃?)
日高町駅構内(停車中はキハ40)
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出典:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)